ゲームデザイナーとの共生 その1

戯言

なんでわかってくれないんだ!なぜプログラマーは理屈をこねてなかなか動こうとしてくれないんだ!

ご安心ください。お互いに相入れない人種と働いているだけです。わからなくて当然です。

勘違いして感情的になる輩もいますが、本質と関係ない部分が無駄に強調されるだけなのでスルーしましょう。

さて、ゲーム会社をいくつか渡り歩きましたが、開発中にうまくいかないと大抵の場合、ゲームデザイナー(企画やプランナーと呼ばれる民)が手始めに責任を追求されます。何故か?

坊やだからさ(ノルマ達成)

ガルマのようにプライドだけは人一倍ある彼らは先々のことが考えられないので、とりあえず仕事やってます感を出すために、上位者(プロデューサーやディレクター)からの依頼に対し、すべてはいかYESで返事をします。

そして、実現したい、すべき企画内容を後先考えずにモリモリに項目として列挙し、それらすべてをやる。という前提で動き出します。

ここまでブラックボックスなことが多い

そしていざ現場で擦り合わせて見積もりを出してみると、あら不思議。工数が溢れているじゃありませんか。

しかし上にはやると言った手前引けない。

しかし工数は足りない。

マイクロマネジメントによる圧。

疲弊する現場。

そうデスマーチの始まりである。


次回はこのようなゲーム開発で好んで利用される、効率よく人をダメにしてしまうプリセットに対し、如何にして対処していくか考えていきたいと思います。

私は今からデスマーチに向かいます。お先に失礼します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です